ザルツブルグ観光

昨日に引き続きまた移動日。
この旅行、ホテルでは朝食付きにしているとは思っていなかったけど意外にもほとんど朝食付きでした。それが当たり前なんだろうね。いつもパンにチーズ、ハム、フルーツ、ヨーグルトやジュース・・・といったものです。
朝早くの列車に乗りました。ボックス4人席。かなり広いイスです。3時間乗るのですが、ミーは眠いからかとってもぐずっていたので1時間半は車両の端で立ってミーを抱っこしていました。ようやく寝てくれて席に戻り、同じボックスシートに乗り合わせた年配のご夫婦とお話しました。カリフォルニアのウォルナットというところ(クレアモントから近くて同じLA郊外)から来ていることを聞いてびっくり。もちろんクレアモント、アップランド、モンクレアなど私たちの家の近辺はご存知で、更に夫と同じThe Claremont collegesの中のClaremont McKenna Collegeで以前ご主人が勤務されていたと言うことを聞いて驚いてばかりいました。世界は狭いね。ヨーロッパをもうすでに1ヶ月以上も旅行されているそうです。老後に列車で長期旅行なんて素敵だね。やっぱりオーストリアの緑が一番好きだとおっしゃっていました。
Tarvisio駅を越えると、ヨーロッパに来て初めての国境越え☆☆そのため、この駅では列車のPowerが全部切れてシーンと静かになりました。電気機関車オーストリアのものと付け替え替えられるんだって。国境越えると誰かが電車を回って来てパスポートなどのチェックをするのかなぁ・・・って思っていたけど特に何にもなし。さすが陸続きのヨーロッパ!柔軟?!だね。
家や工場が見える普通の田舎の風景から、トンネルを何度も何度も通ってアルプスの峠越えをすると、緑いっぱいの高い山が線路の近くにそびえていて、緑いっぱいの中に絵に書いたようなかわいらしい家が立ち並び、のんびりとした田園風景が広がります。景色を見ているだけでこんなにも心が落ち着くなんて・・・。本当にゆったりとした鉄道の旅です。この世界遺産、セメリンク鉄道ルートはかなりおすすめです。
この日の列車の写真、残念ながら1枚もありません。朝、充電していたはずのカメラを見たら全然充電できていませんでした。どうやらプラグ変換アダプターが壊れてしまったみたい**そのため、ヴェネチアザルツブルグ間の緑いっぱいの美しい景色を写真に収めることができなくなっちゃってとても残念です!!
全部で6時間ほどの移動後、ザルツブルグに到着しました。駅に到着した瞬間から言葉がまったく違って全然分からないし読めない@@そう、ドイツ語です。イタリアではもちろんイタリア語だったけど、英語の単語にも似ているし特に何にも感じなかったんだよね。
駅を出てみると、想像している町並みとはまったく違っていて、ファーストフードやスーパーマーケット、百貨店が建ち並んでいて普通の都市という感じ。歩いている人に聞いてみると、どうやら観光地は駅の反対側のようです。1番バスに乗っていくと言うことを教えてもらい、ベビーカーごと入ることの出来る2両編成のバスに乗りました。

降りる場所の名前を確認してから乗ったけど聞こえないから分かりません。近くにいた現地の人に確認。すると“あと2つ目の場所だよ”と教えてくれて、バスの降り方(日本と同じ降り方)、更にバスを降りてからホテルまでの行き方まで教えてくれました。この旅の中で思うことは、どこでも出会う人出会う人親切に立ち止まって教えてくれて、しかも英語を流暢に話す人ばかり!!日本へ旅行をしている外国人が、日本人に聞いてもこんな風にはいかないだろうね。
教えてもらったとおりの道のりでホテルまで向かう途中、町の小さな電気屋さんを発見!!早速プラグ変換アダプターを購入しに行きました。売ってるものなんだねぇ。ふぅ、助かった☆道を教えてくれたおじさんのおかげだね☆☆

ホテルでカメラの充電を済ませて観光に出かけました。まずはホテルの近くにあるカフェにて休憩♪ミーはアイスを食べるかなぁ・・・と思いきや、アイスに目もくれずパパと乾杯しながらひたすらお水を飲んでいます。コップ2杯目途中まであっという間に飲んでしまいました!!暑さのせいかな?!のどが潤ったらようやくアイスをちょっと食べていました。
昨日のヴェネチアでは市民の足は船だったけど、ザルツブルグでは自転車?!自転車ばかり目に付きました。(もちろん車も多いけど)

それから信号が日本と一緒だ〜〜!久々に日本と同じ信号を見て少々興奮気味。

それからモーツァルトの生家に入って、ホーエンザルツブルグ城に歩いて登ってきました。けっこう急な坂が続くけど、イタリアで毎日朝から晩まで歩き続けていた私たちには、もうへっちゃらです。(歩かなくてもケーブルカーのようなものもあった)
↓ここを歩いてきました。
 
この上からは、ザルツブルグの景色が一望でき、風も気持ちが良くてとてもいい場所でした。少ししか滞在できない場所では上から町を眺めるに限るね(^v^)
 
夜はホテルの1階にあるレストランのテラスで心地よい風を受けながらの食事でした。オーストリアチーズの盛り合わせにあったブルーチーズ、ほとんど臭みもなくておいしい♪その代わりに納豆のような味で強烈な臭いを持つチーズを新たに知りました@@ちなみにミーはチーズの盛り合わせについているオリーブをブドウだと思い込んで食べて、全然違うからショックを受けていました(笑)

ザルツブルグでは夜の10時までは真っ暗にならないのに、お店は夜7時で一斉にしまってしまうようです。もうちょっと開けていてくれたらお買い物したりお茶したりするのにぃ〜。お店も閉まっているので食事の後は仕方なくホテルでのんびりと過ごしました。