ただいま(^v^)

アメリカに帰国する日。朝は7時にホテルを出発しました。パリ北駅から空港までは快速のような電車で30分ほど。空港第1ターミナルの駅に到着したと思ったのに空港がない?!その駅からまたモノレールに乗り換えなくてはいけないみたいね。書き方も分かりにくいからうちと同じように迷っている人もちらほら・・・。職員も見当たらないから聞く人もなかなかいません。ちょっと不便だったなぁ。しばらくしてモノレール乗り場を見つけたので、乗り換えて空港にようやく到着。もうすでに9時00分です。10時過ぎの搭乗だったのでセキュリティーチェックに直行。
今までセキュリティチェックは私がミーを抱っこして通ることばかりだったけど、空港についてからずっとミーは歩いていたので、セキュリティチェックの時も初めて1人で歩いて通りました。先に私が入るとなぜかピーと反応しました。係員の年配女性が手を広げるように言ったので手を広げていたら、ミーは“何事だ??”という顔をして見ていました。そして私が手でパンパンとチェックされていると、不思議そうな(不安そうな)顔をしながらセキュリティチェックの機械を通過してきました。機械はミーには反応せず(^v^)係員の女性が私の後にミーもチェックしてあげよう!と手を広げてミーににちょっとパンパンしてくれました。ちょっと不安だっただけに、触れられた瞬間で大泣き!!でもミーには悪いけど私はちょっと面白かったなっ(^0^)私にはミーの心理状況がよく分かっていたからね。

まず1つ目は1時間半のフライト。ここではずっとねんねしていました。軽食のサンドイッチ(パンの中にハムとチーズ)とおやつが出たけどミーは食べられず残念だね。
フランクフルトに到着して、次の搭乗時刻までお買い物したりしていたらあっという間に時間です。その間中ミーは歩いていたけど歩き足りなかったみたい。
パパは飛行機の中ではぐっすりだったけど、ミーはもう2時間置きに寝たり起きたりの繰り返し。起きている間でもほかの人は寝ていたから静かにしてくれるかな・・・と思ったけど、いつものような大声を出したり大泣きしたりすることもなく、私のシートの範囲で立ったり座ったりしながら、飲んだり食べたり折り紙をしたり、コップを重ねたり、歌を歌ったりお絵かきをしながら比較的機嫌よく過ごすことができました。

↓離陸からおよそ4時間後。北極上空を通りました。とっても美しい景色が広がっていました。
 
10時間を越えるフライトなのに、ミーはシートから出たがりも歩きたがったりもしなかったんだけど、この旅行でそれを覚えたのかな??窮屈な思いをさせてごめんねー!!という思いでいっぱいです。
空港を出たら次は夫が予約していてくれたオンタリオ方面のシャトルバンで学校へ。乗っていたのは5組。中にはオンタリオ方面じゃなく、違うシャトルバンに乗るべき人が乗っていて、その人の目的地に行くのにも結構時間がかかったみたい。というのも、私とミーは飛行機でずーっと起きていたからシャトルバンでは爆睡していたのです。でも、ドアが開いて誰かが降りるときにはミーも目が覚めて“コッカコッカ!(行こっか)”と言います。もうちょっと我慢してね・・・。と言いながら、また私とミーは眠る・・・の繰り返し。私たちの前に降りる人は、クレアモントの隣のラバーンという町にあるお宅でした。さすがにもう8時50分。ミーも限界だったみたいで、また同じようにのように“コッカコッカ!(行こっか)”とうれしそうに言いながら目は爛々としていました。今度こそは降りられると思ったのだろうから、かわいそうだなぁと思いながら“次だからもうちょっとだけがんばってね・・・”と言いました。すると大粒の涙を流して大号泣・・・しかもこの旅行ではほとんど見なかったけど、悲しくて崩れ落ちそうな泣き方・・・。この旅行で、列車、飛行機、シャトルバン・・・とミーなりにとっても我慢していたのがよく分かって、もらい泣きしました。結局、5時半にシャトルバンに乗ってから9時半に自宅に到着。長かった〜〜。
イタリアではピザ、ジェラートオーストリアで食べたパフェ、ハム、チーズ。ドイツではソーセージ、ビール。フランスのマカロン、クロワッサンなどベーカリーのパンの味。庶民的なものばかりだったけど、どれも本当においしくて忘れられない味。食べ物がおいしいから、ずっとヨーロッパにいたくなっちゃったもんね。
これからこんなにのんびり、列車で旅行なんて出来ないでしょうね。時間とお金の問題?!それに子供をつれては2週間ちょっとが限界だったみたいだね。体調も崩さずに一緒について来てくれたミー、そして列車、宿泊などの予約や全計画を立てて私たちを連れて行ってくれた夫には本当に感謝です。子連れ旅行なのに、とても充実した楽しい旅行となりました。緑いっぱいのゆったりとした車窓は目に焼きついています。